大弥生時代

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名前

さいぞのこふん

才園古墳
画像
所属墳墓群
所在地熊本県球磨郡あさぎり町免田西永才
緯度32.23
経度130.87
墳形
全長
半径(m)0
時代区分
9.4
9.4
主な遺物
簡易説明古墳自体は6~7世紀頃の築造だが、3世紀に中国の江南地方(呉の領域)で作られたと考えられている金メッキの鎏金獣帯鏡が出土した。球磨郡は狗奴国の候補地としても有名。
Twitterもともと4基の円墳があったとされるが、現在は2基が存在する。(円墳が残るのは1号墳のみで2号は石室が露出した状態)昭和13年に2号墳から、刀剣、玉、馬具類、鏡などが発見され、石室内部には赤く塗られた跡が残っている。特に金メッキされた鎏金獣帯鏡が話題となった。(直径 11.7cm、厚さ 3mm 青銅鏡(白銅鏡)の背面全体に分厚く鍍金。国指定重要文化財) 中国の鏡の研究者である王士倫氏によると、三国志時代(3世紀)に中国の江南地方(呉の領域)でつくられたものという。鍍金鏡は中国でもたいへん貴重なもので、日本では3枚しか出土していない。(一貴山銚子塚古墳:福岡県糸島市、城塚古墳:岐阜県三野)相当の実力者の墓とみられる。
登録日時5/6/17, 2:01 PM
修正日時5/6/17, 2:05 PM
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