大弥生時代

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名前

みょうらくじふんぼぐん

妙楽寺墳墓群
画像
遺跡(墳墓)の写真
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所属墳墓群
所在地兵庫県豊岡市妙楽寺字大谷
緯度35.53
経度134.812
墳形 台状墓
全長
半径(m)0
時代区分
9
9
主な遺物
簡易説明弥生時代後期後半の台状墓。80基ほどの埋葬施設が見つかっており、半数以上で墓壙内破砕土器供献が行われていた。多数の鉄剣、ヤリガンナの他、全長94.5㎝を測る長大な鉄刀も見つかっている。
Twitter妙楽寺墳墓群は弥生時代後期後半~終末期の墳墓群である。墳墓群がある丘陵上からは東の豊岡盆地のかなりの部分を見渡すことができ、眼下に円山川を望むことができる。盆地を見渡せることが墓域選定の重要な要素のひとつとしてとらえることができるなら、妙楽寺墳墓群の立地はその高さも含めて優れた位置にあると評価されている。 又、但馬の他の主要な墳墓群と同様、妙楽寺墳墓群においてもかなりの埋葬施設で墓壙内破砕土器供献が行われている。なお、同儀礼の有無と墓壙規模には積極的な関係はないと考えられている。 副葬品に関しては、武器のうちでも鉄剣の出土が目立っていた。出土した埋葬施設の分布を見ると、それらは比較的まんべんなく分布しており、特に偏在するということはなかった。鉄剣のうちでもやや大きなものについては、墓群中でもやや大型の埋葬施設に伴う傾向がある。ただし、武器類が複数埋葬されていたケースは1カ所(4A第2主体)だけであり、武器類の希少さが際立っている。こうした武器副葬の様相に対比して、ヤリガンナは複数副葬を含めて多くの埋葬施設で出土している。 参考文献:豊岡市教育委員会他 2002 『豊岡市文化財調査報告書32:妙楽寺墳墓群』
登録日時5/6/17, 12:28 PM
修正日時9/15/21, 6:44 AM
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