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名前 |
あめのくまひとのみこと 天熊人命
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登場史料 |
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別字表記 |
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画像 | |
異名同神 | |
性別 | 男 |
父神 | |
母神 | |
嫁神・夫神 | |
簡易説明 | 天熊人命は、『日本書紀』に登場する神。 月夜見命が、口から食物を出す保食神に怒って殺してしまい天照大神と決別した後、 天照大神に遣わされて保食神の死を確認した神が天熊人命。 |
詳細説明 | 『日本書紀』では、天照大神は月夜見尊に、葦原中国にいる保食神という神を見てくるよう命じた。月夜見尊が保食神の所へ行くと、保食神は、陸を向いて口から米飯を吐き出し、それらで月夜見尊をもてなした。月夜見尊は「吐き出したものを食べさせるとは汚らわしい」と怒り、保食神を斬ってしまった。それを聞いた天照大神は怒り、もう月夜見尊とは会いたくないと言った。それで太陽と月は昼と夜とに別れて出るようになったのである。 天照大神が保食神の所に天熊人を遣すと、保食神は死んでいた。保食神の屍体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれた。天熊人がこれらを全て持ち帰ると、天照大神は喜び、民が生きてゆくために必要な食物だとしてこれらを田畑の種とした。 『古事記』では、この話は素盞鳴尊が大気津比売神を殺す記述になっており、登場人物が違っているが、このことから天熊人命=素盞鳴尊とする説もある。 |
登録日時 | 12/31/17, 12:47 AM |
修正日時 | 12/31/17, 12:56 AM |